自由に返品ができるので、全国どこでも商品が並べられ手に入るということでしたね。
まあ実際にこんな制度があるのは数種類の業種だけなので特殊な業界なんですね。
なので、本は安くならないし、自由競争もおこらないわけです。
ここで横から入ってきたのがアマゾンのキンドル。これさえ買っておけば、読みたいものが9.99ドルで読みたいものが読めてしまう。
1000円以上もする本を安く読める、おまけにデータとして持ち運べるから余計な場所をとることもない、わざわざ書店まで足を運ばなくてもいいわけです。なんてこったすばらしいぜ、キンドル!
もうこれからは本なんていらないな!ですよね?みなさん?
と書いてきましたが、本当にこれでいいでしょうか?
よく考えてください。もっと本を安くするために委託制度をなくしてしまえ!という運動が起きて再販制度をなくしたとします。どんなことがおこるとおもいますか?価格の自由競争が起きてどんどん本が安くなります。その時は一時的に需要があがり、本も売れるでしょう。万々歳じゃん!とおもいます。小売ではますます本の安売りになり、さらに安くするために、出版社に値下げの交渉ができるようになります。
出版社も値下げに応じなければならなくなるでしょう。そこまでいくと、出版社も利益を確保するために本を買いきりにすることになるかもしれません。
委託制度の最後ですね。
で、こうなった場合、一時的ではあるかもしれませんが、書店から本が消えます。コミック、文庫などほんの一部だけが残るようになって店頭からは本の姿が消えるとおもいます。なぜって?確実に売れるという本が何なのかどれだけ仕入れればいいかわからないからです。
特に雑誌などは顕著に出て、雑誌というもの自体がなくなるとおもいます。
POSシステムがあるんじゃないの?と思う人がいるかもしれません。たしかにそれで知ることもできますが、本の特質上おそらく1/10くらいになるでしょう。選択肢が狭くなります。
こういうことになって一番顕著に出てくるのは地方の書店ですね。もともと体力が無い上に、買い切りになり、本を袋に入れることになります。そうなると9割ちかく選択肢がなくなります。どんどん街から本屋がなくなります。
さて先ほどから選択肢という言葉を使ってますが、これはどういうことなのか?そのままのことですが、選ぶということがなくなります。
本屋にいって選ぶということをしない人はいないとおもいます。断言してもいいくらいですね。
これがなくなるとはどういうことかというと、ただ本を求めるだけになってしまい、新しい発見をしなくなるということです。探究心、冒険心というものをなくすということではないでしょうか。
そんなんネットでできるじゃん。という人もいるでしょう。ある程度はそれでいいとおもいます。ですが、様々な情報の集積となったネット上であなたは公平な判断ができるでしょうか?良いという意見と悪いという意見。あなたはどちらを信じますか?百聞は一見にしかずという諺があるように、実際に自分で読んで判断したいとはおもいませんか?
と書きましたまだあるんですが、今日はこの辺で・・・すいませんこんなに中途半端で・・・明日こそ!明日こそは書ききります!
明日はアマゾンと書店って感じで書こうと思います。それでは明日まで付き合ってくださいね。




